『40代で転職を決断したときにやるべきこと』

前回は限りなくリスクゼロでキャリアを更新するには?

というテーマでお話ししました。

 

今回は

『40代で転職を意識したときにやるべきこと』

についてです。

 

みなさんなら、まず何をしますか?

 

これまで僕が経験し学んできたことを総合すると、やるべきことは以下の3つです。

 

1.自分を知ることの意義を理解する

2.自分の才能を見出す

3.自分の売り出し方を学ぶ

 

では順番に解説していきます。

 

『自分を知るとこの意義を理解する』

まずは自分にはどんな強みがあって、何が好きで何が得意なのかなど、あらためて深掘りしてみましょう。

 

ある程度年齢を重ねると、自分のことはもうよくわかってると思いがちですが、一度まっさらな状態で探ってみることをオススメします。

 

『やっぱり』と思うこともあるでしょうし、

『え!?意外!』と感じることも出てくるかもしれません。

僕の場合は半々だった印象です。

 

ちなみにこれはなんとな〜くやるんではなくて、ガチでやりましょう。

ここでしっかりと自己理解を深めておかないと、『結局自分は何がやりたいのか?』という問いを永遠に抱えていくことになってしまいます。

 

もちろん、やっていく中で軌道修正したり他のことに乗り換えたりといったことが悪いわけじゃないです。むしろ若いうちはどんどんチャレンジして失敗もたくさん経験して〜というやり方を通して成長していくのだと思います。

 

ただ、僕ら40代にはそんなに時間がないのです。なので、なるべく成功する確率の高いやり方をしていく必要があります。

 

ということで、自分を理解するのに適したツールなどをご紹介します。

 

『自分の才能を見出す』

☆ストレングスファインダー

米国のギャラップ社が開発した才能の診断ツールです。

全34の資質のうち、自分が強みとするトップ5を知ることができます。

詳細については別記事で触れたいと思いますが、全ユーザー向けの解説の他、自分だけのレポートまで受け取れるのが良いです。

気になった方は、書店等で

『さあ、才能に目覚めよう』トム•ラス著

という書籍を購入し、付属しているオンラインコードからアクセスして診断を受けてみてください。

 

『自分の売り出し方を学ぶ』

☆バリュープロポジション

これは、マーケティング戦略アドバイザーの

永井 孝尚さんが提唱されているキャリア戦略のための理論です。

興味深いのは、自分自身を商品とみなし、その商品をどうやって売り出すのかというマーケティングの視点から実践的なキャリアの積み上げ方を指南しているところです。

こちらも詳しくは別途解説する予定ですが、まずは書籍『「あなた」という商品を高く売る方法』を読んでみてください。

 

『キャリアコンサルを受ける』

自分だけで取り組むのではなく、第三者の力も借りましょう。

専門知識を持ったキャリアコンサルタントは、ツールや問いかけによってクライアントの強みや弱み、思考性を引き出してくれます。

あくまでも第三者目線なので、潜在的に持ってしまっている思い込みに影響されることなく、より深みのある自己理解と今後進むべき方向へのヒントを与えてくれるでしょう。

ちなみに僕は、たまたまキャリアコンサルタントの資格を持っている社内の同僚から声がかかって受けることができましたが、環境的に難しい人は転職サイトに登録してキャリアに関する相談をするという手もあります。

お金を払ってでもやるべき価値があると思います。

 

ということで、『40代で転職を意識したときにやるべきこと』についてまとめてみました。

当たり前のようなことであり、でも実際は行動に移せてないこともあったのではないでしょうか。

 

転職を意識したときというのは、つまり今の仕事や待遇に何かしらの違和感や不満がある状態なんだと思います。

だからといって何も考えずに会社を飛び出しても、周りの人を見てもうまくいく確率はとても低いように感じます。

 

ますば一番身近な存在である自分に目を向けて、今の環境で出来ること→少し環境を変えたら出来ること→大きく環境を変えるべき

という順番で考えてみましょう。